河州之蕎麦処 乾|藤井寺近くの幻の蕎麦屋で味わう香り高い特別な一杯

河州之蕎麦処 乾|藤井寺近くの幻の蕎麦屋で味わう香り高い特別な一杯

2025年7月5日

藤井寺近辺に“幻の蕎麦” と言われる蕎麦屋さんがあるんです・・・

実は本当はあまり教えたくないんです。
できることなら自分だけの秘密にしておきたい――

だって今よりお客さんが来たら、ますます食べられなくなるから。

それが、今回紹介する「河州之蕎麦処 乾」

初めて訪れたときのあの香りの衝撃を思い出すと、やっぱり誰かに伝えずにはいられません。

地元の“幻の蕎麦” 河州之蕎麦処 乾

乾の蕎麦

藤井寺近辺で「特別な一杯を味わいたい」と思ったら、必ず名前が挙がるのが【河州之蕎麦処 乾】さん。
お蕎麦好きの間では、言わずと知れた名店です。

お店は藤井寺駅から歩いて20分ほど。
「近いのに、なかなか行けない」――そんな声が多いのは、営業が週に3日だけ、しかも**11時半から“なくなり次第終了”**というスタイルだから。
行こうと思っても、開店30分前に並んでいないと食べられないこともしばしば。
それでも足を運びたくなる理由は、ひとくちでわかる香りの強さと、忘れられない美味しさにあります。

食べるほど惚れ込む、香りと旨み

ここのお蕎麦は、とにかく香りが格別です。
のどを通る瞬間に、ふわっと立ち上がる新蕎麦の青く澄んだ香りが鼻腔を満たし、「ああ、これが蕎麦の香りなんだ」と改めて気づかされます。

しっかりとしたコシがありながらも、噛むとほろりとほどける繊細さ。
ひと口すすっただけで、蕎麦粉そのものの豊かな甘みが舌にじんわり広がります。

つゆはほんのり甘めで、かえしの旨みが角を立てずに溶け込み、辛味大根を混ぜれば香りとともにピリリと引き締まる。
口に含んで喉を通るたびに、清涼感と滋味が同時にやってくるような不思議な感覚があります。

食べ進めるほどに、蕎麦の香りと甘み、つゆの複雑な余韻が一層深く感じられ、気づけば箸を持つ手が止まりません。
「この香りをもう一度味わいたい」
そんな気持ちで、また足を運びたくなるお蕎麦です。

おろし蕎麦は辛味大根の爽快感が凄い

夏の「夏新蕎麦」など、産地を厳選した蕎麦は、とにかく香りが鮮烈。
ほんのり甘めのつゆと、辛味大根が絡むおろし蕎麦は、一度食べれば虜になる味わいです。
最後に蕎麦湯で割って飲み干すときの幸せは格別。

そして、食前に出される蕎麦の素揚げも、ポリポリと手が止まらない美味しさ。

一人で全てをこなす大将を気遣う常連さんたち

【乾】さんは、ご高齢の大将がたった一人で全てを切り盛りしています。
注文を受けるのも、お蕎麦を打つのも、盛り付けもお会計も全部ワンオペ。
そのため、どうしても時間がかかることがあります。

常連さんたちはそんな大将を気遣って「お釣りが出ないようにちょうどのお金を用意する」

そういう人情味あふれる空気がこのお店にはあります。

「早くして」「まだですか?」と急かすのではなく、
“大将が心を込めて仕上げる一杯を、静かに待つ”――それもこの店の楽しみ方のひとつです。

一つひとつの仕事に手を抜かず人柄の良さを感じる

【乾】さんは、いわゆる“職人気質の頑固な蕎麦屋”というイメージとは正反対。
ご高齢の大将は、どこか優しいおじいちゃんのような雰囲気で、常連さんたちにもとても愛されています。

忙しい中でも、一つひとつの仕事に手を抜かず、それでいてピリピリした空気をまったく出さない。
「ありがとうね」「待たせてごめんね」といった柔らかな声かけに、人柄の良さがにじみ出ています。

だからこそ、何度も足を運びたくなるお店。
お客さんも、そんな大将の人柄を理解して、温かく支えているんです。

こんな人におすすめ

✅ 蕎麦本来の香りを堪能したい
✅ ゆったりとした時間を過ごしたい
✅ お店や店主を大切に思える気持ちがある

忙しい人や、早く食べたい人には向かないかもしれません。
けれど、この人情味あふれる空間と、大将の打つ蕎麦に惹かれて通い続ける常連さんがたくさんいます。

「河州之蕎麦処 乾」は、まさに“幻の蕎麦屋”。

一度行けば、その特別さにきっと心を掴まれます。

営業は週3日だけ。
大将もご高齢なので「いつまで続けられるか分からない」と心配する声もあります。
だからこそ、早めに訪れて、その一杯を味わってほしいお店です。

静かな時間と、本物の味をゆっくり楽しんでください。
きっと、忘れられない蕎麦の思い出になります。

僕が書いた口コミはこちら

所在地: 〒583-0871 大阪府羽曳野市野々上2丁目23−1

営業時間:
土曜日 11時30分~13時00分
日曜日 定休日
月曜日 定休日
火曜日 定休日
水曜日 定休日
木曜日 11時30分~13時00分
金曜日 11時30分~13時00分

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